まずHNB 加熱とは
HNB とは、たばこの葉を燃やさずに加熱する方式です。
葉の成分と水分を加熱し、発生した蒸気を吸引します。
加熱温度が0〜320°Cの範囲で設計されているのは、この蒸気を得るためです。
加熱の方式には大きく二つあります。
360度環状加熱と、ポイント加熱です。
ポイント加熱は温度が偏る
ポイント加熱は、熱を一点に集中させる方式です。
構造が単純で、コストも安い。
小型のデバイスではよく採用されます。
問題があります。
熱は横や上へ逃げるため、手前が熱くなり、遠い端はぬるいままです。
棒の一端を温めるような状態になります。
口感がこのパターンです。
これは口感的にも不安が残ります。
360度環状加熱は何が違うか
360度環状加熱は、加熱元件がstickの周囲を完全に包む方式です。
棒を横から包むように、どの位置からも熱を加えます。
温度は0〜320°Cまで調整できます。
中心も先端も、ほぼ同じ温度に保たれます。
熱が逃げにくい構造なのです。
温度が均一なら内部の温度と湿度が揃います。
湿りの偏りが減れば、蒸気も安定します。
二つの方式を比べる
ここ数ヶ月、ポイント加熱のデバイスを実際に使っていました。
最も印象に残ったのは、序盤と終盤の落差です。
同じ葉なのに、後半から力が抜ける。
これを繰り返すうち、香りが薄くなっていくのが普通です。
抽出が偏っている証拠です。
環状加熱は順番が変わりません。
最初も最後まで、香りの強さがぶれません。
口数が進んでも落胆しない点が大きいです。
温度は段階的に上げる
一度に高温へ上げると、葉が焦げます。
段階を踏むことで、成分の順番を守ります。
予熱は25〜30秒です。
予熱中に周囲を均等に整えます。
温度が下がるのを防ぐ意味もあります。
1セッションは240秒。
予熱を挟んで、ちょうど収まる設計です。
一本のstick で二回使える
毎回すべて使い切るのは効率的ではありません。
一つのstick を二回に分けて使えます。
一回目、16口。
二回目、13口。
合計 29口です。
二回目が良いのは、葉が既に湿っているからです。
立ち上がりが早く、蒸気も安定します。
均一の加熱なら、stick の発黒やひび割れも起きにくくなります。
充電と本体サイズ
充電はType-C 5V 2A。
約90分で満タンになります。
1回の充電で18本分です。
バッテリーは1800mAh。
本体は 92.5 × 34.8 × 20.6mm、69g。
片手で握れる重さです。
本体には食品グレードのエンジニアリングプラスチックを使っています。
stick が触れても有害物質は出てきません。
LED大画面の見かた
口数は16+13で表示します。
バッテリー残量はパーセントで示されます。
予熱中は波紋アイコン。
充電中はType-C アイコン。
残量20パーセント以下で通知が出ます。
異常時は警告アイコンが出ます。
起動は自動でもボタンでも操作できます。
既存ブランドとの違い
HNB 市場には IQOS があります。
ILUMA 互換stick も使えるので、既存の環境から試せます。
Glo、Pulze、Ploom、Lil なども、それぞれ別の設計思想で製品化しています。
加熱の方式も少しずつ違います。
評価する目は冷静に持つべきだと思います。
健康影響の議論も盛んです。
最終的には自分の好みで選ぶのが素直です。
よくある質問
環状加熱の方が味が安定しますか?
蒸気の量が安定します。後半に力が落ちる問題が減るためです。
320度まで上がりませんか?
0〜320°Cが仕様範囲です。
二回目は量は減りませんか?
一度目より出力が落ちます。1回目16口、2回目13口が目安です。
対応する stick はありますか?
IQOS ILUMA 互換stick を使用できます。
予熱はどれくらい必要ですか?
25〜30秒程度。短いと温度が整いません。
持ち歩きで注意することは?
必ず蓋をつけて、落下と直射日光を避けてください。
まとめ
加熱方式は口感の根本を決めます。
ポイント加熱は熱が逃げ、後半に力が落ちます。
環状加熱は周囲から均等に熱を届けます。
温度0〜320°C、予熱25〜30秒、29口、1800mAh。
数値で示せる部分は明確です。
より詳しい仕様と実機については chillmistvape.com で確認してください。